中古マンションが相場より高い理由と対策
先月、中古マンションを買った脳筋です。
私が買ったのは築17年の3LDKで、1670万でした。
相場よりそこそこ安く買えたんですが、ここを見つけるまでに見学した物件は8件。
その中には、明らかに相場より高い物件もありました。
「なんでこんな高いんですか?」と聞いたときの不動産さんの答えが面白かったので紹介します。
目次
相場より高い理由=安値を持ち主に言いにくい
「あなたの物件、時間がたって価値が下がってるから、思ってるより安いですよ。」
これを持ち主に言いにくいから、高めの物件が多いそうです。
え、そんな理由かよ…と思ったけど、割とよくある話だそうで。
例えば、私の買ったマンションは1670万。
ですが、売り手の方の話だと、新築の購入当時は3200万。
築10~20年も経つと、価格は半減するみたいですね。
ではこれを持ち主にそのまま言えるかと言うと、はっきり言えないことがほとんど。
持ち主「この家買ったとき3000万もしたからなぁ~。高く売れるよな?^^」
不動産「(え…でも築20年弱やろ…)そうですね~2000万くらいですかね?^^;」
持ち主「え~!そんなもんなん!?もうちょっと高ならんか?」
不動産「(高くしてこれなんやが…)じゃ、じゃぁ、もう少し上げて様子みましょうか^^;」
こんな感じで、最初は高めに設定。
それで買ってくれる人がいるなら、それでよし。
なかなか買い手がつかなかったら
不動産「う~ん、売れませんね~…ちょっと値段落としてみません?」
と言いやすくなる。
こんな感じで、最初だけ高めに設定することって多いそうです。
持ち主からすれば、家は人生でもトップレベルの高い買い物。
売り手もそれが分かってる以上、簡単には下げにくいんでしょうね。
一応、こういった割高中古マンションの対策も教えてもらいました。
相場より高いマンションの対策1.同じ地域の物件は全て見る
そもそも高いか安いか分からないと、高い買い物をして後で後悔する。
そして、高いか安いかを知るには、実際に見比べる以外にないです。
中古マンションは新築と違って中を見学できるので、全ての物件を自分の目で確認しましょう!
相場より高いマンションでも、実際に見てみれば高いだけの理由(めちゃくちゃキレイにリフォームしてある。とか)があるかもしれませんし、
逆に安いマンションも、安い理由が分かるかも。
3階建てマンションの3階なのに、エレベーターが無い。とか(体験談)
全ては無理かもしれませんが、ココをめんどくさがってはダメです。
書類情報だけで判断するのは絶対にダメ!
- 現地で見る!
- 数を見る!
この2つは最低ラインです。
相場より高いマンションの対策2.高いマンションであれば下がるのを待つor交渉する
割高のマンションは安値を持ち主に言い出せていないだけで、しばらく待つと値段が下がることがあります。
実際、私の買った家も「これで買い手がつかなかったら、リフォームして賃貸にしようか。」
と、7月頭に値段を下げたばかりの、タイミングばっちりの物件でした。
私のは運が良かっただけですが、気に入ったけど高い家があれば、待ってみるのも手です。
不動産の人に頼めば、家の持ち主さん・担当の不動産さんとの値切り交渉もしてくれます。
もともとの価値以上の値段が付いている場合はとくに、値下げもしやすいとのこと。
中古マンションならではの理由ですが、もとの値段が相場より高いなら、積極的に、値下げを相談してみましょう。
あとは、「エアコンの取り外し工事はこちらでやるので、10万まけてくれません?」みたいな値切り交渉もできます。
これは実際に私が値切ってもらった条件で、不動産に相談してみれば、細かい部分での値切りもできるかもしれませんよ。
【結論】相場より高いのは、売り手が持ち主を立てた結果
仮に私が3000万で新築を買ったとして、それを売る時に
「じゃぁ、1500~1600万です^^」
って言われたらそりゃショックだもんなぁ~と妙に納得しました。
まぁ、商売なんで、売れればラッキー感覚で高めにしてる可能性もありますがね。
なんにせよ、相場より高いマンションは待つ・値下げ交渉で安くなるケースも多いので、物件を探している方は1度、不動産に相談してみては?
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