【ハースストーン】第3区画「ザ・ミナジェリ」スタート!ステージと新カードを解説します。
カラザンも残すところあと1週となり、今日は第3区画の「ザ・ミナジュリ」が解放されました。
例によって、通勤時間でクリアしてきた脳筋です。
前置きは短く、パパっと解説にいきましょう!
レイドボス1.キュレーター
ヒーロー本人が挑発をもっており、ミニオンをライフで守ってくる相手です。
その守られているミニオンなんですが、
- ランダムなマーロック
- ランダムな獣
- ランダムなドラゴン
を召喚するという、スペルから召喚するのが主となっています。
お前、動物園を管理してるのに獣アレルギーなのか・・・それ以前にロボットにもアレルギーってあるのか・・・
そのため、運が悪いと即死します。
- 1ターン目マーロック戦隊長
- 2ターン目ブルーギルウォリアー
とかされると盤面がえらいことに。
ただ、ドラゴン以外はたいしたミニオンは出てこないのがほとんどです。
相手のAOEなどのダメージスペルにさえ気をつけていれば、なんとでもなりそうな相手でした。
ヒロイックチャレンジ:ハンター
キュレーターはハンターのヒロイックチャレンジでも戦うことになります。
相手はヒーローでミニオンを守る関係上、フェイスハンターが相性よさげですが、実際のデッキは呪文・秘策中心となっています。
まともに召喚したミニオンはこいつくらいです。
いわゆるヨグハンターに近い立ち回りになりますが、相手のライフは削りやすいので、そんなに難しく考える場面はなかったですね。
しいて言えば、マリガンでミニオンを残しておかないと、本当に呪文オンリーになりかねないのだけ注意が必要です。
レイドボス2.ナイトべイン
互いに10マナからスタートするので、小型多めのアグロデッキよりコントロール系のデッキがいいと思います。
運が悪いと相手も1ターン目から「イセラ」を出して来たりするので、こちらも1ターン目から大型を出して対抗しましょう。
レノって「レノ・ジャクソン」のことでしょうけど、なにしてんのあいつ。
こいつと戦うように重いデッキを組むのも考えましたが、めんどくさかったのでもともと大型の多い「クトゥーンドルイド」で挑みました。
相手は7~8マナのミニオンが多いものの、「死出路のドラゴンホーク」だったり、
ターンが経たないと怖くない「鱗の悪夢」だったり、
一部のミニオンをのぞけばそこまで殺意は高くないです。
除去を残すようにマリガンしつつ、なぐり合える大型のミニオンを確保すれば十分対応できるでしょう。
余談ですが「クトゥーン」を出すとキュレーターに怒られます。
「汚染しないで下さい」って、クトゥーンが混じってても違和感ないくらい、最初からカオスでしょうに(・・;)
ヒロイックチャレンジ:メイジ
ナイトべインとはメイジのヒロイックチャレンジでも戦うことになります。
さっきのハンターよろしく、呪文・秘策がメインのデッキです。
この最大のポイントはマリガンで、最初に「鏡の住民」を引けているとかなり楽になります。
このときは相手の出した「イセラ」をコピーできました。
むしろ、「鏡の住民」がとれないとミニオンがほぼ出せないので、必須と思ってもらってもいいです。
「イセリアルの召喚士」とか、いるにはいるんですが、数自体が少ない。
幸い除去やダメージスペルに困るデッキではない+相手のミニオンはほぼ大型なので、コピーしたミニオンを呪文で守りながら戦うのがベストだと思います。
レイドボス3.イルフーフ
ドラゴンはまだしも、普通にしゃべれる悪魔が動物園にいるってどういうことなの。
ヒロパの欄に書いてある「ねっとりインプ」は、1/1ながらドレッドスティードと同じ復活効果を持っています。
ただ、倒された時点でヒーローに2点与える効果を持っており、無限に復活するこいつを計15回倒すのが勝利条件です。
それ以外ではヒーローにダメージは入りません。
正直、ここはちょっと難しかったですが、相手の動きによっては「ねっとりインプ」が大量に盤面に並びます。
そこにAOEを合わせたり、タフな挑発を置いてやればそれだけで削っていけるので、これらを意識したデッキを持っていきましょう。
とくにAOEは1点でいいので、複数用意しておくととどめがスムーズです。
それこそ、シャーマンの追加カード「メイルシュトロームのポータル」
はミニオンを呼べるし相性抜群だと思います。
ヒロイックチャレンジ:ウォリアー
イルフーフとはウォリアーのヒロイックチャレンジで再戦するんですが、ここは今までのボスで1番苦労しました。
デッキは小型ミニオンを並べるウォリアーには珍しいタイプで、相性は悪くなかったです。
ただ、ランダムな悪魔召喚からよりによって「イリダン・ストームレイジ」引きやがったもんで、えらく苦戦しました(・・;)
画像の新カードがなければ負けていたでしょう。
この武器なら1ターンでインプを4回殺せる=8点ダメージなので、この武器がフィニッシャーになります。
敵のインプは1/1とはいえ不死身なので、消耗しやすいのはこちらです。
序盤から急いで攻める必要はないので、ゆっくり攻めるようにしましょう。
第3区画の追加カード
今回追加されたカードは、プリーストの極端なハズレをのぞけば、強力なカードが多かったですね。
もちろん何とも言えないのもありますが、とりあえず全部見ていきましょう。
動物園ロボ(中立)
3マナ3/3と及第点なスタッツと、限定的なバフ効果をもつミニオンです。
最大で3体同時にバフできますが、本人が3マナなのを考えると強化対象は1~2マナになりやすいのであまり関係なさそうです。
そう考えると「シャタードサンの聖職者」に似ていますね。
向こうは自由な対象を強化可能。
対してこちらは限定的とはいえ、3体同時強化可能。
加えてヘルスが1多いので、単体の戦闘力は上。
一長一短なうまい差別化だと思います。
2マナ帯は対象になる優秀なカードが多く、
- 巨大ガマ:4/3で断末魔とあわせて5点ダメージだせる=ワンチャン、イエティも倒せる2マナ
- フェアリードラゴン:ヒロパ・スペルの効かない4/3
- マーロックのタイドハンター:2/1がヒロパで倒されても、2/2にして盤面強化
などなど、パッと思いつくだけでもかなり有能です。
中立のコモンですし、アリーナではかなり強いミニオンですね。
今後のアリーナでは優先的にピックしたいと思います。
動物園の監視員(ドルイド)
ビーストシナジーを持つドルイド専用ミニオンです。
このコピー能力はバフなどの能力も含むため、例えば
- 爪のドルイド(4/6)
- ヤクラ―シュの烙印(6/8)
- 動物園の監視員(6/8挑発2体と5/5)
とすることができます。
似たカードに「無謀の操り手」がありますが、
あのカードは本体の姿が変わるのに対して、このカードはコピーを作るので、5/5のスタッツをもったミニオンも盤面に残るメリットがあります。
(「無謀の操り手」は相手のミニオンもコピーできるため、似て非なるミニオンですが)
例では5マナの「爪のドルイド」でしたが、6マナ5/5なのを考えると2~3マナの獣ミニオンをコピーするだけでも十分強いです。
対象を指定できるこいつみたいなもんですからね。
現環境の「ビーストドルイド」というとアグロデッキか、トークンドルイドに獣をプラスしたような感じですが、このカードの登場からミッドレンジも考案されるかもしれません。
ナイトイン・テンプラ―(パラディン)
ドラゴンシナジーを持ち、横に並べるタイプのパラディンのカードです。
3マナで2/3、1/1、1/1は計4/5なので、数字だけみると「イエティ」サイズの3マナですね。
それ以上はなんとも言えません(・・;)
呼び出せるミニオンが1/1なので「ダークシャイアの管理官」と相性がいいのを考えると、アグロパラディンで一考の価値がある・・・のか?
私の記憶ではアグロパラディンにドラゴンって入ってなかったような・・・
ってか、こいつ入れるなら「マーロックの鯛ド変態」でいいような・・・
普段からパラディンをあまり使わないからかもしれませんが、使い道がないとは思いませんが、強い・使いやすいとも思えないカードです。
ルーンの卵(1マナ)
自力では攻撃することができない断末魔もちミニオンです。
元も子もないことを言うと、「クレクレ君」でいいと思います。
こいつにいたっては、本当にそれくらいしか感想がありません。
祓い清め(プリースト)
今回のアドベンチャーでもっとも話題になり、公式から声明もでた唯一のカードです。
開発者のブリザードいわく、「ファンデッキ用に作ったカード」とのことで、実際、わざわざ採用する理由は皆無のカードとなっています。
プリーストは対象を封印する0マナのスペルがあり、また体力を2増やしつつカードを1枚引く1マナのスペルがあります。
なのにこのカードの封印は味方にしか打てないのに、2マナで1ドロー。
そりゃ、抗議もでますわな。
番鳥(中立)
単体では5マナ3/6のバニラですが、秘策があれば4/7の挑発と化すミニオンです。
秘策はメイジ、ハンター、パラディンのお株ですが、どのヒーローから見ても、コスパもスタッツも最高クラスの挑発持ちです。
(鳥ですが獣シナジーはありません。あったら強すぎる。)
ただ、秘策は「アイスバリア」でもない限り、温存できるかは相手次第なので、使いやすいカードとは言い難いです。
なかなか扱いの難しいミニオンと言えますね。
キュレーター(中立)
第3区画で追加されたレジェンドです。
7マナ4/6挑発で、手札を最大3枚ドロー出来るのはかなりコスパがいいですね。
デッキに対応するカード1枚しかいれなければ確定サーチになりますし、デッキ構築で役割がかなり変わりそうなミニオンと言えます。
闘技場でも2枚はドローできそうですし、レジェンドの中ではクセのない使いやすいカードだと思います。
本人がメカを持つのでメカシナジーも活かせますが、メカデッキなら獣やマーロックをデッキに入れないと思うので、その辺りも含めて、これまでにないデッキを生み出すかもしれません。
動物園の奇術師(中立)
「動物園ロボ」、「キュレーターと」同じく、獣・マーロック・ドラゴンの3種族とシナジーをもつカードです。
「動物園ロボ」が3マナ3/3と十分なスタッツを持っていたのに対し、こいつはスタッツが落ちた分、バフ効果が強化されています。
スタッツを2/2プラスできるのはかなり強力で、こいつが5マナなので4マナを強化対象に考えると、
- オアシス・オオアゴガメ:4/9
- ドラゴンキン・ソーサラ―:5/7
- 大いなるマーク・アイ:4/6(攻撃力最低値)
と、オオアゴガメのような使いにくいミニオンでさえ、化け物にできます。
これら3枚のカードを組み合わせた「3種族ごちゃ混ぜデッキ」や、「2種族デッキ」なんかも考案されていくんでしょうねぇ。
こいつは5マナなので複数同時バフも狙っていけますが、能力的には2体同時にバフできれば十分強いので、3種族にこだわる必要はなさそうですね。
おしゃべりな本(メイジ)
メイジの呪文をサーチできるミニオンです。
小型の「カバルの魔道書」ともいえるカードですが、やってることとしては同じく追加カードの「怪盗紳士」と似てますね。
メイジでスペルが引けるのは相当ありがたいので、こいつ以上に使いやすいでしょうけど。
帽子から猫(ハンター)
こいつのフレーバーテキスト大好きです。
ハッとして キャット出て ヒョウッと隠れる 手品ーニャ
相手が呪文を使えば「ジャングル・パンサー」がでてくる、なかなかいやらしいカウンターカードですね。
攻撃力4のステルスってだけで使いやすいんですが、ステルス=殺されにくいので、次のターンに獣シナジーを確実に発動させる。
という意味でも使い勝手のいいカードです。
秘策ハンターは「覆面の女ハンター」からかなり流行ってますが、
こいつもあわせて採用されそうですね。
愚者殺し(ウォリアー)
ウォリアーの新武器です。
「ミニオン絶対殺すマン」とでも言うべき武器で、「ヒロイック・ストライク」と組み合わせると、攻撃力7で1ターンに4回殴れることになります。
大型を並べていても、1ターンで更地にされかねないコンボです。
当然、その分ライフはゴリゴリ減るので、装甲を摘んでいることが前提にはなりそうですが、ウォリアーらしい武器と言えます。
コントロール系なら構築でも十分強そうですが、闘技場だともっとえぐいことになるでしょう。
終わりに
今回の追加カードは闘技場で光りそうなカードが多かった印象です。
ちょうど、コインが150枚あるので、帰宅時間でアリーナに挑戦してみようかな。
「動物園ロボ」使いたい。
ビーストドルイドはいよいよ完成が見えてきたので、環境がどう変わるかも注目していきましょう!
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