【ハースストーン】初心者でも使いやすいZooのデッキレシピ3+1種紹介
Zooデッキを使って、なんとかランク16まで上がりました。脳筋です。
(投稿時点では15ですが)
ハースストーンの初心者向けデッキと言えば、
- フェイスハンター
- アグロシャーマン
- Zoo
などの速攻系デッキ(ハースストーン ではこのような初速の早いデッキを アグロ系 と言います)が代表的です。
その中でも私がハマっているZooデッキを、
- 初心者でも組めるデッキレシピ
- 私が実際に使っているデッキレシピ
- 大会やランクマッチで好成績を残しているレシピ×2
などのレシピ4種を中心に、私個人の使用感もあわせて解説していきます。
初心者向けのZooデッキレシピ
ハースストーン日本語wiki様より引用させていただきました。
初期カード・レア度の低いカードを中心に構成されており、始めたばかりのプレイヤーでも組みやすいデッキです。
私もこのデッキをもとに、手持ちのカードと相談しながらデッキを組みました。
+ 初心者用Zooデッキの必須クラフトカード
最初は上記のレシピを参考にしつつ、手持ちと相談 + 必要と感じたカードをクラフトしてデッキを作っていくのが基本です。
この「クラフト」の優先順位も、私なりにですが紹介しておきますね。
※ ハースストーン では 魔素 というポイントを使うことで、持っていないカードでも作ることができます。
これを クラフト といい、クラフトに必要な魔素はカードの売却・闘技場の報酬などで手に入ります。
【Zooに限らず、ウォーロックを使うなら必須】ドゥームガード
マナの割に打点・タフネスともに高水準なエースミニオンです。
とくに5マナの突撃持ちなのにアタック5なのが非常に使いやすく、フィニッシャーになってくれることも多い頼れるミニオンですね。
Zooデッキなら序盤からミニオンを展開できていれば、6~7ターンで決着がつくことも珍しくありません。
そんなときのとどめや、敵の挑発持ちを倒しつつ、自分は生き残るなど、絶対に腐らないミニオンの1つです。
ただ、召喚時に手札を2枚捨てるため、呪文で強化するのは難しいです。
打点を強化するには ダイアウルフ・リーダー など、
他のミニオンの力をうまく使いましょう。
【Zooのコンセプトと抜群にマッチしたパワーカード】ダークシャイアの議員
ミニオンを出せば出すほど強くなる、非常に強力なカードです。
マナの軽さと強化条件の緩さから、Zooでは必須。
Zoo以外でもよく採用される、ウォーロック専用カードの花ですね。
ウォーロックは
- ダメージを受けるたびミニオンを増やす
- 死んでも別のミニオンになり生き返る
- スペル1つで大量のミニオンを増やす
など場にミニオンを用意することが得意なので、ダークシャイアの議員を軸としたデッキも多く考案されています。
上記のカードとコンボを決めることで爆発的に強くなるカードですが、コンボなしでも勝手に強くなっていくので、運用も簡単。
迷わずデッキに2枚入れるべきカードですね。
【コンボパーツにも、防御策にもなる汎用性】禁じられし儀式
代替えとなるカードが少なく、デッキパワーを大幅に上げてくれるスペルです。
ミニオンを大量に並べて勝つのがZooの基本戦術ですので、このカードのように1枚で大量のミニオンを用意できるカードは非常に重宝します。
- バフスペルで強化
- ダイアウルフ・リーダー や レイドリーダー を使って2/1軍団に
- ダークシャイアの議員を出した次のターンに出すのは必殺級コンボ
- 敵のAOE(全体攻撃)からのカウンター
などなど、攻防一体の使いやすいスペルです。
ちなみに私はまだクラフトできておらず、闘技場で触ったのみです。
強かったので欲しいんですが、ドゥームガード作成で魔素がなくなっちゃった・・・
上記以外のクラフト候補
それでも余裕があれば、
- 炎のインプ
- 取りつかれた村人
- 鬼軍曹
- ダイアウルフ・リーダー
- アルガスの守護者
- ダークアイアンのドワーフ
くらいの優先順位でクラフトするのが妥当だと思います。
ただ、ウォーロック専用の1マナミニオンは、「闇の売人」で引ける可能性もあります。
コスト1のカードを1枚、3枚の内から選んで手札に加えられる、ウォーロック専用ミニオン。
アドベンチャーの「探検同盟」を解放すれば必ず手に入る。
と言うか、アドベンチャーを購入しないと手に入らない。
「闇の売人」で選べるカードはウォーロック専用カードが出やすい特徴があり、ここから引ける可能性もあるからです。
「炎のインプ」は1ターン目に出す動きが強いので、2ターン目以降手に入るのは微妙です。※1
が、アドベンチャーを解放している人であれば、他を優先する選択肢もあるということで。
※1 他のヒーロー専用の1マナミニオンの多くは、
- マナ・ワーム
- トンネルトログ
- ノースシャイアの聖職者
など、1/3のミニオンが多くいます。
炎のインプは3/2のため、これらを倒しつつ自分は生き残るという、理想的なトレードができるのが強みとされています。
なので、1ターン目に出すのが理想なのです。
クラフトする必要は薄いカード
初心者デッキレシピに入っているものの、クラフトしてまで入れる必要は薄いと感じたカードが1枚あったので紹介します。
【タフだが、ウォーロックなら変わりがいる】盾持ち
全1マナミニオン中、最大のHPを持つ反面、攻撃力を持たないミニオンです。
2~3マナのミニオンの攻撃にも耐えられるという意味では優秀ですが、攻撃に参加できないのはZooのような速攻系ではテンポを取り損ねる原因になりかねません。
もちろん、ダイアウルフ・リーダーなどをうまく活用することを想定しているのでしょうが、クラフトしてまで入れるカードではないです。
ぶっちゃけ初期カードの「ヴォイドウォーカー」で十分なんですよね。
私のZooデッキレシピ
スクショでは見ずらいでしょうが、
【1マナ】
- 凄まじき力×2
- 魂の炎×2
- ヴードゥーの呪術師×2
- ヴォイドウォーカー×2
- エルフの射手
- サー・フィンレー・マルグルトン
- 取りつかれた村人×2
- 聖堂の探究者
スペル×4、ミニオン×9
【2マナ】
- ダイアウルフ・リーダー
- マーロックの鯛ド変態×2
- 巨大ガマ×2
- 酸性沼ウーズ
- 闇の売人×2
ミニオン×8
【3マナ】
- 悪魔の憤怒
- インプギャングのボス×2
- シャタードサンの聖職者
- ダークシャイアの議員×2
スペル×1、ミニオン×5
【4マナ】
- 地獄の炎
- 黄昏の鎚の召喚師
スペル×1、ミニオン×1
【5マナ】
- ドゥームガード
ミニオン×1
【トータル】
- スペル×6
- ミニオン×24
と、内容はこんな感じです。
(改めて見返すと1マナが多すぎる気もしますが・・・)
「炎のインプ」や「禁じられた儀式」といったカードを持っていないので、ごまかしごまかしやっていますが割と勝率は良いです。
(今は鬼軍曹、ナイフジャグラーのクラフトを目指してます)
レシピ外のカードのカードも多いので、解説していきます。
黄昏の鎚の召喚師
ZooはAOE(全体攻撃)に極端に弱く、カウンターカードとして「禁じられた儀式」が採用されます。
分かっていても持っていないものはしょうがないので、このカードをAOE対策にしているわけです。
「凄まじき力」との相性もよく、相打ち上等で戦えて、4マナとZooでも使える程度の軽さなので思ってた以上に使いやすいです。
巨大ガマ
リバー・クロコダイルの代わりに。
ナイフジャグラーをクラフトした後のリストラ候補だったものの、使いやすくてどうしようか悩んでます。
ライフは1劣るものの、アタックは1点勝り、断末魔の1点も含めれば、2マナで4ダメージ。
非常に優秀です。
一時は「サキュバス」を入れていたのですが、キーカードを捨てられるリスクと見合わなかったので止めました。
4/3じゃなくて3/4なら違っかたんですが・・・
聖堂の探究者
試しに入れてみたら意外と1マナ5/5になることが多く、そのまま採用しました。
Zooで5/5はトップクラスのステータスですが、効果が発動しなければ1マナ1/1なので、余裕があれば1枚入れるくらいのつもりで採用しましょう。
ただ、効果の関係上、「攻勢をより強くする」カードであり、「逆境を跳ね返す」カードではありません。
腐る可能性も十分ありますのでご注意を。
ヴードゥーの呪術師
ウォーロックではどうしても消費してしまう、ライフの回復手段としていれました。
他にも「ダークシャイアの議員」や「インプギャングのボス」など、重要なミニオンの回復にも使えるのでかなり便利です。
1ターン目に手札に欲しいカードではないですが、3~4ターン目くらいに上記のカードが場にいれば、かなり役に立ちますよ。
サー・フィンレー・マルグルトン
ウォーロックのヒロパは手札を補充する協力なものですが、Zooというデッキの特性上、ハンターのヒロパがほしくなる場面もあります。
もとのスタッツも優秀なので、
「ハンターが取れればいいなぁー」
ぐらいの気持ちで私はいれています。
悪魔の憤怒・地獄の炎
悩んだ末に結局入れたAOEです。
Zooではとられた盤面を取り返すことが困難なので、ボードクリアのために入れました。
「海の巨人」がいればそっちがいいんですが、例によって持ってないので(・・;)
劣性を覆す大型ミニオン。Zooでは完全に保険。
【Zooの強さの証明】
ここからは、実際にZooデッキを使ったプレイヤーが、どのような戦績を残しているかを
- 実績
- デッキレシピ
あわせて2件、ご紹介します。
(ここで紹介しているのが2件と言うだけで、さがせばまだまだあります)
ランクマッチのレジェンドに12時間でなったZooデッキ
ランクマッチをやっている人なら「はぁ?」ってなりますよね。これ。
ランクマッチは勝てばランクアップ。
負ければランクダウンの繰返しです。
ハースストーンはデッキごとの相性もあるため、大会で優勝するようなプロプレイヤーでも、勝ったり負けたりでじりじりランクを上げていくのが普通と言われています。
それをこの方は たった半日でランク最大 まで駆け上がったというのだから、すさまじいことです。
※過去のランクマッチ戦績のため、レシピには今のスタンダード環境では使えないカードも含まれています。
Zooにはそれくらいの可能性がある。
ということですね。
大会優勝者のZooデッキ
ランクマッチの次は大会優勝デッキの紹介です。
海外で開催された「Proyecto Hearthstone Cup #26」
という大会で、見事優勝された日本人プレイヤー「GundamFlame」さん考案のレシピになります。
この大会は6月19日に開催されたため、かなり最近です。
(記事作成時、6月23日)
そのため、現環境でも使える+性能も同じデッキレシピとなっています。
実際にレシピを見てみると、
- レジェンド1枚
- エピック1枚
で、後は レア や コモン ばかりと、デッキ全体で見るとかなりレアカードが少ないデッキなのが分かります。
これであれば、少し頑張れば始めたての人でもマネしやすいですね。
マナカーブを気にしながら手持ちと相談すれば、そこそこ近いデッキが作れそうです。
ぜひ参考にしましょう。
終わりに
初心者向けのデッキはいくつか考案されていますが、そのいずれもがアグロ系(低コスト+速攻の短期決戦型)です。
コントロール(序盤をしのぎ、中盤~終盤に大型ミニオンなどで押し切る型)が強いとされるウォリアーでさえも、初心者用デッキではアグロが勧められています。
この理由としては、
- 高コストで強いミニオンは手に入りにくい
- (Dr.ブーム、炎の王ラグナロス など)
- 反面、低コストで優秀なミニオンは手に入りやすい
=高コスト同士より、低コスト同士の方が初心者でも差が出にくい
ことがあげられます。
そうなると、低コストを並べて勝つ「Zoo」は、初心者にうってつけなわけです。
私のような初めて1ヶ月程度の初心者でもこのくらいの戦績を出せたZooデッキ。
まだ触ったことのない方は、ぜひ試してみて下さい。
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